2017年02月09日

一般用医薬品の3つのタイプの特徴

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処方してもらうだけではなく、ドラッグストアなどでも医薬品を手に入れることは可能です。こうした医薬品には一般用医薬品と要指導医薬品が挙げられていて、前者はさらに3つのタイプに分類されています。一般用医薬品は第1類、第2類、第3類が挙がっていて、これらは副作用のリスクの度合いでランク付けがなされています。第1類のものは最もリスクが高いとされ、胃腸薬などがそれに属していますが、育毛剤の中にはこれに属するものもあります。

第3類のものは最もリスクが低いとされ、ビタミン剤などがそれに含まれており、第2類はそれらの中間です。用途が違うのみならず、意味も違っていて、第1類の場合は薬剤師からの指導が必要だとされています。第3類は反対に薬剤師あるいは登録販売者からの情報を必要としない医薬品となっています。第2類は薬剤師または登録販売者からの情報提供を努力義務としている特徴があり、また依存性がある医薬品は指定という言葉が付けられます。

ちなみに、一般用医薬品は現在においてインターネットでの販売が可能になっていますが、従来は第3類しか販売できませんでした。また要指導医薬品はリスクが高い医薬品、またはそれが分からないとされている医薬品です。